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マンモグラフィ

マンモグラフィとは、乳房X線撮影のことで、専用の装置を用いて撮影します。乳房を撮影するのに適したX線を用いる事で、乳房の異常を写し出すことができます。特に0.5mm以下の小さな石灰化(がんのサイン)を写しだすことができ、しこりとして触れないような早期の乳がんを診断することができます。また、乳がんなどの悪性の病気だけでなく、良性のものも写ります。良性か悪性かは、写った影がどんな大きさや形をしているか、正常な乳腺との比較により白く写るかなどの特徴をみて診断されます。マンモグラフィは、乳房を圧迫して撮影します。また、比較するため気になるほうの乳房だけでなく、左右両方の乳房を撮影します。乳がんの画像診断には、マンモグラフィの他にエコー(超音波診断装置)なども用いられます。病変によってはエコーを用いたほうが診断しやすい場合などもありますので、両方受けていただいたほうが、より診断精度が高くなると言えます。

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当院の撮影装置は、トモシンセシス撮影を備えた最新鋭の装置を導入しています。トモシンセシス撮影とは、乳房を角度を変えながら複数の方向から撮影し、収集した画像データを三次元的に再構成することで重なりのない画像が得られる最新技術です。
また、撮影も検診マンモグラフィー撮影認定技師が行っております。

●通常のマンモグラフィ

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●トモシンセシス

通常のマンモグラフィーでは、乳房のすべての情報を1枚の写真に写し出すため、病変が正常乳腺と重なり発見しにくい場合があります。
トモシンセシス画像では、正常乳腺内に隠れて見えなかった病変が細かなスライスにすることで確認することができます。また、腫瘤の辺縁、しこりなども容易に確認することができます。
当院の乳房撮影装置は、高速タイプのトモシンセシス撮影が可能なので、通常のマンモグラフィーとトモシンセシス撮影が、15秒程度の1回の圧迫で両方撮影することができます。

検査を受けられる方へ

  • 上半身は裸になっていただき、撮影する側の乳房を直接撮影台に乗せて位置決めを行っていきます。また、眼鏡やネックレスをはずしていただき、髪の毛が写らないようにまとめていただきます。
  • 以前に豊胸手術やペースメーカーの埋め込み術を受けられた方は、撮影前に申し出てください。
  • 乳房を圧迫して撮影しますが、我慢できない場合は遠慮なくお知らせください。
  • 検査時間は更衣から撮影終了まで約10~15分程度です。

乳腺バイオプシー検査(マンモトーム生検)

マンモグラフィで乳がんが疑われる部位に対し専用の針を用いて組織を吸引し採取する検査です。
まず、穿刺場所を決めるために撮影をします。
穿刺場所が決まったら簡単な局所麻酔を行い専用の針を穿刺します。針先の開口部より組織を吸引し採取します。
得られた組織を病理診断し、がんかどうかを診断します。
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よくある質問

なぜ、左右両方撮影するの?
乳房の中には乳腺や脂肪などが含まれており、人によりさまざまな分布をしています。しかし、左右の乳房は似たような分布をしており、同じように撮影した左右の写真を比較することで異常な影が探しやすくなります。
なぜ、強めに押さえるの?
押さえずにそのまま撮影すると、乳腺や脂肪の重なりにより乳がんが写りにくくなります。圧迫して乳房の組織を広げることによって鮮明な写真となり、乳がんを発見しやすくなります。また、薄くすることでX線の量を少なくできるという効果もあります。

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